ホームのいわきは9月の中断期間が明けてからの4試合で2勝1分1敗という結果で10月の中断期間に入った。J1昇格プレーオフ出場の可能性を残しているが、6位までは勝点10差と、その道は険しい。まず超えるべきは、勝点4差で9位につける今治。言うまでもないが、1つでも上の順位でシーズンを終えるためには勝利を重ねていくことが必須となる。
攻撃面に注目すると、直近2試合は複数得点を記録している。すべて異なる選手が決めており、どこからでも得点が取れることを示すことはできている一方、2試合続けて後半で守備に回る時間が長くなっていることは課題。終始攻め切るスタンスをとるチーム方針は貫きつつ、強度を落とさずに守備を安定させることが求められる。
前半からアグレッシブな姿勢を見せて、良い守備から攻撃に転じる。そしてそこから得点を取る展開に持ち込み、ホームゲームにおける3試合ぶりの勝利を収めたい。
また、FIFA U-20ワールドカップチリ2025を戦うU-20日本代表に選出されていた石渡 ネルソンが今節から復帰する見込み。代表活動を経た上で、「いわきと代表は異なるサッカーなので、(田村 雄三)監督に求められることを表現していきたい」と話す石渡 ネルソンは、持ち味を発揮して勝利に貢献してくれるはずだ。
一方の愛媛はJ2残留に向けてあとがない状態が続いている。好材料は、直近2試合で先制点を取れていること。ただ、前節・水戸戦は先制後に3失点を喫して逆転負け。先制した試合で確実に勝利を挙げるためには、試合運びを安定させることが必要になる。
いわきとは過去5試合を戦い、2分3敗と勝ったことがない。チームが一枚岩となっていわきに一泡吹かせ、残留への道筋を見いだしたい。
[ 文:柿崎 優成 ]
