鳥栖は前節、アウェイで仙台と対戦。立ち上がりから仙台の強烈なプレスをポゼッションでいなしながら主導権を握ると、49分までに2点のリードを奪う。そして71分に相手に退場者が出て数的優位に立ったが、ここからまさかの展開を迎えてしまう。78分に1点を返されると、混乱状態に陥ったチームは立て続けの失点で同点に追いつかれ、90+9分にもゴールを許し、悪夢の逆転負けを喫してしまった。
対する徳島は前節、ホームでいわきと対戦。開始早々にチャンスを迎えるなど、前半からいわきゴールに迫りながらも得点を奪えない展開が続くと、スコアレスのまま推移した79分にロングスローから失点を喫してしまう。最後までゴールを目指したものの、いわきの守備をこじ開けることができず、痛い零封負けとなってしまった。
10人を相手に2点リードからショッキングな敗戦を喫した鳥栖は、ここまで行ってこなかった立ち上げ日のミーティングを実施。1時間を超える中、小菊 昭雄監督は「あらためて全員の思いをもう一度共有した」とJ1昇格への熱意を選手たちに訴えかけた。熾烈を極める昇格争いにおいて過去を振り返っている暇はない。それは徳島も同じで、昇格争いに生き残るためにも互いに連敗阻止、そしてライバルを蹴落とす勝点3が絶対に必要だ。
ともに勝利が必須の中、0-0で推移すればさまざまな駆け引きも生まれるだろう。ベンチワークも含めて、どちらが昇格への思いを結果で示せるか。
[ 文:杉山 文宣 ]
