9年ぶりにJ2で戦う湘南に対し、秋田はJ2・6年目。あるいは長澤 徹新監督を迎えた湘南に対し、秋田は就任7年目となる吉田 謙監督が率いるなど、両者は対照的な点を持つ。ただ言うまでもなく、その双方が目指すのは勝利であり、J2・J3百年構想リーグの頂点に違いない。
長澤 徹監督は秋田の印象について「J2の位置をキープしているという(点で)すごく強いチーム」と評した上で、「真っ向勝負」を宣言。シーズン始動から掲げる「目指すは頂点、付随して昇格」という目標に向け、強度の高い練習を重ねている。
対する秋田は、このオフに横浜FCから中野 嘉大、FC大阪から西村 真祈らを補強し、主力はおおむね残留するなど、着実に躍進の素地を固めている。昨季はリーグで3番目に失点が多かったが、逆に言えば克服すべき点は明確。「勝てるチームになれるように、自分ができることを全部やる」と話したキャプテンの諸岡 裕人を筆頭に、並々ならぬ気合いで新シーズンを迎える。
湘南もまた、昨季は失点数の多さに苦しんだ共通項を持つ。選手補強においてはDF陣を多く迎え、その中には下口 稚葉や袴田 裕太郎、岡庭 愁人など、J2での出場経験を重ねてきた者も多い。
岡庭 愁人は試合に先立ち、「自分の目標であるチームを勝たせるプレーを、攻撃でも守備でも出したい」と宣言。期待と緊張の入り混じる開幕戦は、2月7日14時にレモンガススタジアム平塚でキックオフを迎える。
[ 文:河合 萌花 ]
