臨戦態勢が肩透かしを食らった形で、第1節が第3節後のミッドウィークに延期され予定外の連戦も強いられることになったが、チームはただちに照準を切り替えて仕切り直し。もとよりホーム開幕3連戦で影響も少なく、逆に1週間のブランクで負傷者が復帰するなどポジティブな材料を得て、もう一度ファイティングポーズをとった。
一方の北九州は、指揮3年目の増本 浩平監督がアグレッシブなスタイルを確立しているが、その体現の核となるポジションで戦力の入れ替わりが多かった影響か、ホームに鳥取を迎えた開幕戦ではイメージしたものをピッチに描き出せず、1-3の黒星。今節は修正を施して今季初勝利へと意気込んでくるはずだ。
北九州の前線には永井 龍と髙橋 大悟の“元大分組”をはじめ、ポテンシャルの高い戦力が並ぶ。大分は一昨年、JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦で北九州に敗れており、今節はそれ以来の対戦。北九州のキャプテン・井澤 春輝と小学校時代の同級生である宇津元 伸弥も、リベンジへと心を燃やす。そのルヴァンカップで北九州のゴールマウスを守っていた田中 悠也が今回は大分の選手として古巣と対峙する因縁にも注目だ。
心機一転の大分が、その第一歩を白星で飾るのか。フレッシュな戦力を迎えた北九州が、その練度を高めていくか。中盤の攻防と先制点が勝敗のカギを握りそうだ。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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