大宮の前節・いわき戦は、追いつかれての1-1。PK戦では最初の2人をGKトム グローバーが止めて優勢に進めたものの、“決めれば勝利”という状況で迎えた4人目、5人目が決められずに敗れて開幕からの連勝が『4』でストップした。
セカンドボール争いで上回り、チャンスも多く作ったものの、CKで失点。“この内容でサッカーができた”ではなく、“スキを見せずに勝ち切る”ことにフォーカスして次なる戦いへの準備を進めている。
今節は小島 幹敏が出場停止から復帰する。中盤の軸としてプレーしてきたアカデミー出身の背番号7が戻ることは朗報だ。
宮沢 悠生監督は「(藤枝は)監督が代わられたが、引き続きストロングの部分はあるし、それが整理されている。ただ、自分たちが狙える部分は明確にあるので、自分たちの良さを出しながらやっていきたい」と展望した。
逆に藤枝は背番号10の菊井 悠介を出場停止で欠く。今季3得点を挙げているチームトップスコアラーが不在となる中で、アタッカー陣はどう奮起するか。
明治安田J2・J3百年構想EAST-Bグループ5位の藤枝は2位の大宮と勝点4差。ここで勝利すればより上位がうかがえる。大宮としては前節の結果により首位を甲府に明け渡しており、その座を奪還したいところ。
なお、槙野 智章監督がドイツのケルンで選手としてプレーしていた際、欧州で長く生活していた宮沢 悠生監督は「一般人として」練習を見学したこともあるという。その両者がどんな采配を見せるのかも注目点だ。
[ 文:田中 直希 ]

