ホームの山形は、開幕3連勝(PK戦勝利1試合を含む)後に3連敗。その6試合で無得点に終わったのは前々節・秋田戦のみだが、J2・J3百年構想EAST-Aグループ地域リーグラウンド第4節・相模原戦ではシュート3本、前節・湘南戦では4本と、チャンスに持ち込む回数の少なさ、ひいては攻撃面でのパワー不足は気になるところ。また、ここまでクリーンシートは実現していない。前節は中村 亮太朗の退場で1人少ない状況の中、終了間際の失点で勝ち越され、勝点を逃している。この流れを好転させるためにも、今節のダービーでは是が非でも勝利が必要だ。
仙台は6連勝(PK戦勝利2試合を含む)で首位に立っている。開幕アウェイ3連戦を3連勝で終えたあと、ホームで3試合を戦った。最初の2試合はいずれもPK戦までもつれ込む中での勝利となったが、前節・相模原戦は前半で3得点を挙げ、3-1で今季ホーム初の勝点3を獲得した。どの時間、どの局面でもタフに走り切り、ここまで複数失点なし。2-1で逆転勝利した第3節・栃木SC戦以外でリードを許した試合はなく、ピッチ内をコントロールしながら試合を進めることができている。
両者の対戦はここ2年、仙台が3勝1分と負けなし。2024年に仙台から山形へ完全移籍して以降、“みちのくダービー”で勝利がない氣田 亮真だが、2月度のEAST-Aグループ月間MVPを受賞するなど好調だ。「(ダービーが)1つ大きなポイントになると思います。きっかけを作る良いゲームにしたい」と決意を示している。
[ 文:佐藤 円 ]
