八戸は前節、アウェイで秋田と対戦。高橋 勇菊監督が「分析どおりの試合運びで、采配も含めて手ごたえはあった。攻撃に関してもトレーニングでしたことが出ていた」と話したように、準備してきたことを存分に発揮し、12分に中野 誠也、36分に鵜木 郁哉、41分には白井 陽貴がチャンスを迎える。しかし、いずれも決め切ることができず、68分にオウンゴールで失点。その後も果敢に攻めたが1点が遠く、0-1で敗れた。
決定力という課題は明白だが、それ以外に“サブ組”のパフォーマンスにも課題が見えた。状況によって求められるプレーは違うが、流れを変えるプレー、チームを救うゴールなど、まだ決定的な仕事ができていない。それでも、虎視眈々と結果を出すことを狙っている。
「得点、アシストを求められている。前半の試合を自分なりに分析してすぐに対応できるように、自分の評価を上げていきたい」(脇坂 崚平) 「結果を求めてゴールに向かい、戦う姿勢を見せていきたい」(井波 勇太) 「勝つためにはFWが点を決めるしかない。ゴールを取ってチームが波に乗れるようにしたい」(髙尾 流星) ホームで連敗を止めるために、彼らの活躍は必須となる。
対する相模原は前節、横浜FCと対戦。2-0で折り返したものの、後半に4失点を喫して2-4で敗れ、2連敗となった。ここまではEAST-Aグループ最多の15得点を叩き出しているものの、失点数は同ワースト3位の『14』と守備の強化が喫緊の課題となっている。それでも、シュタルフ 悠紀リヒャルト監督は「“エナジーフットボール”をどれだけ貫けるかが大事」と話し、守りに入るのではなく攻撃的なスタイルを貫く構えを見せ、着実にチームを作り上げている。
EAST-Aグループ最少タイの失点数を誇る八戸が、堅守という強みを生かして優位に進めるのか。高い得点力を誇る相模原の攻撃陣がそれを凌駕するのか。果たして、連敗を止めるのはどちらのチームか。
[ 文:夏目 二郎 ]
