岐阜は前節、J2の大宮に0-3で敗戦。チャンスを生かせなかったことが響き、先手を奪われると一気に3失点。力の差を突きつけられる結果となった。石丸 清隆監督も「押し込まれた途端に前に出られず、CBのスライドが臆病になった」と課題を口にする。
ただ、J2が6チーム、J3が4チームで構成されるEAST-Bグループにおいて、昨季J3で13位だった岐阜が3位に位置しているのは大きな躍進と言える。90分での敗戦はJ2勢に喫した2つのみで、上位カテゴリーの3チームから勝点3を奪うなど健闘が光っている。
今節対戦する藤枝は開幕戦で2-0と勝利を挙げた相手だが、第6節では大宮を破るなど地力の高さは折り紙付き。相手の時間帯になったとしても恐れず前へ出て、主導権を奪い返す姿勢が求められる。
カギを握るのはやはり先制点だ。ここまでJ2・J3百年構想リーグ全体で2位タイの7得点を挙げる川本 梨誉の積極性が際立っているほか、チームとしても良い形でシュートに持ち込めている。自分たちのリズムでゲームをコントロールするために、最初のチャンスを仕留め切りたい。
一方の藤枝は前節で長野に今季初勝利を献上した上に、PK負けも含めて2連敗中。戦術の浸透に苦しんだ開幕当初を経て、一時は4連勝(うちPK勝ちが2つ)を果たすなど着実に力をつけてきたが、ここ3戦は90分での勝利がない。J2の意地を示し、開幕戦の雪辱を果たせるか。互いの意地がぶつかる一戦となる。
[ 文:斎藤 孝一 ]
