今治は前々節・高知戦で1-0の勝利を飾り、前節はFC大阪とのアウェイゲームに臨んだ。12分に先制点を奪う好スタートを切ったが、その後は劣勢に回る時間帯が増え、78分に追いつかれる展開に。不穏な空気が流れたが、途中出場の近藤 高虎が86分に勝ち越しゴールを挙げ、接戦を制した。
盤石の展開ではなかったものの、指揮官は「選手が頑張れるようになってきた実感はある」とチームの成長に手ごたえを感じている。大量得点とはいかないまでも、直近5戦はすべての試合でゴールが生まれており、課題の得点力不足は解消されつつある。
その得点力不足解消の大きな要因となっているのは、エジガル ジュニオの覚醒だ。エースとして大きな期待を背負いながら、地域リーグラウンド第13節・愛媛戦までは無得点。しかし、第14節・奈良戦でようやく今季初得点を挙げると、そこから3戦連発と本来の能力を発揮し、攻撃陣を力強くけん引している。
一方、讃岐は前々節・富山戦でPK戦勝ち。WEST-Aグループ首位を走るチームを破り、PK戦負け1試合を含む連敗を『6』で止めた。しかし、前節はホームに高知を迎えた“土讃戦”で0-3の完敗を喫し、再び重い空気がチームを包んでいる。
今治との前回対戦では粘り強く戦いつつ、相手のミスに乗じて禹 相皓の一撃でウノゼロ勝利。今節は、8戦連続で失点を喫している守備の引き締めを図るとともに、チームが強みとする鋭いトランジションからの迫力ある攻撃に期待したい。
[ 文:松本 隆志 ]
