藤枝は夏の中断期間中に監督が交代し、須藤 大輔監督の下で超攻撃的なサッカーを展開している。新体制での5試合は2勝3敗と黒星が先行しているが、その間の得点は『12』(1試合平均2.4点)と、得点力は大幅に向上している。
ただ、リスクのある戦い方をしているぶん、敗れた3試合ではミスやセットプレーからの失点が目立って計9失点。そこが大きな課題となっている。しかし、ホームでは2戦連続で完封勝利しており、地元での強さが出てきたのは大きな収穫だ。
対する沼津は、再開後の6試合で2勝1分3敗。前々節まで3連敗していたが、前節・八戸戦でクラブ史上最多得点となる7-2の大勝を飾り、ムードは一気に向上した。須藤監督も攻守における沼津の“速さ”を警戒しており、素早い攻守の切り替えとカウンター、さらにセットプレーの強さは藤枝にとって大きな脅威となるだろう。
スタイルの違いがより明確になったライバル対決。お互いのプライドを懸けた、スリリングな熱戦になることは間違いないだろう。
[ 文:前島 芳雄 ]


