鹿児島は前節、宮崎との“南九州ダービー”に引き分けて3連勝を逃したが、「アウェイ2試合を負けなしでこられたのもチームの成長」と大嶽 直人監督は前向きに考えている。互いに持ち味を出し合い、決定的なピンチの場面はGK白坂 楓馬の好セーブなど体を張った守備で防いだ。ここまでクリーンシートはないが、「完全に崩された形での失点はない」(岡本 將成)ことがチームの自信につながっている。また、失点してもすぐに切り替えてやるべきことに集中できているメンタリティーが心強い。有田 光希、米澤 令衣ら前線の選手がすでに複数得点を挙げており、「観ている人がワクワクするサッカー」(大嶽監督)ができているのが何よりの強みだ。
藤枝は前節、ホームで勝利を挙げ、調子は上向いている。讃岐を相手にボールを支配する展開を作り、後半開始早々に岩渕 良太が先制ゴールを奪取。その後PKを与えてしまうが、これをGK内山 圭が好セーブで防ぎ、1点を守り切った。2月に白波スタジアムで行われたトレーニングマッチでは完敗しているだけに、雪辱を果たしたい。
[ 文:政 純一郎 ]
