藤枝は、前節で鹿児島に悔しい負け方をして、アウェイでは今季2戦2敗。ただ、ホームでは2勝1分と昨季と同様に強さを見せており、恩師のチームに勝ち切って波に乗りたいところ。そのために今週は、ゴール前での相手の守備ブロックをいかに崩し、チャンスやシュートを増やせるかという面に重点を置いて練習に取り組んできた。
対する富山は、開幕戦で愛媛を倒して以来勝利がなく、ここまで1勝1分3敗。藤枝を上回る6得点を挙げているが、9失点(1試合平均1.8失点)というのは石﨑監督のチームらしくないところだ。前節も良い形で先制しながら続けざまに3失点して岐阜に敗れており、攻撃的な藤枝に対してどれだけ堅守を復活できるかがポイントになる。
高い理想を掲げて超攻撃的サッカーを目指す須藤 大輔監督と、現実主義と堅守をベースに勝負強いチームを作る石﨑監督。対照的な2人の指揮官の下、まだ本領を発揮できていない藤枝と富山。どちらがより自分たちらしさを表現して結果につなげられるかに注目したい。
[ 文:前島 芳雄 ]


