ただ、どんな状況でもどんな相手に対しても自分たちの戦い方を変えないという、須藤 大輔監督の方針が変わることはない。崩し切れなかったのなら攻撃の連係や精度を高めるだけという考え方なので、そこをホームでどれだけ表現できるかが最大の見どころとなる。
対する今治は直近4試合で1勝3敗と黒星が先行しており、得点は少し増えているが、失点がそれ以上に増えている。ここまでの12試合で失点数は1試合平均1点でリーグ6位の少なさなので、攻撃力のある藤枝に対してまずは堅守を取り戻すことが重要になる。また、得点は1試合平均0.83点と不足しているが、5月にJ1の清水から育成型期限付き移籍で獲得した19歳のストライカー・千葉 寛汰が主軸になりつつあり、前節でプロ初ゴールを決めたのは好材料だ。
藤枝はまだ今治に勝ったことがないが(3分1敗)、上位にこれ以上離されないためには、両者ともなんとしても勝点3が欲しい一戦だ。
[ 文:前島 芳雄 ]


