4連勝中で9戦負けなしの藤枝は、富山戦でも確実にパスをつないでボールを支配し、奪われても速いカウンタープレスですぐに奪い返して押し込む時間を長く作り、4得点を奪った。自分たちの戦い方に対する自信もより深まって、誰に聞いても「自分たちのサッカーができれば、どこにも負けない」という答えが返ってくる。
対する宮崎は、前節で上位の鹿児島に対して主導権を握る時間を多く作り、前半に先制点を奪われながらも後半に2点を奪って、逆転勝利で2連勝。こちらもチームとしてコツコツと積み上げてきた成果が現れている。しっかりとパスをつなぎながら攻撃を組み立てていくという面は藤枝と共通している。
もちろん藤枝としては、ホームで圧倒的にボールを支配したいと考えているが、宮崎もそこは譲りたくないはず。お互いの強みとする部分でどちらが上回れるかが、まず大きな注目点。そして、その中でどちらが先に点を取れるか。藤枝は先制した試合で17勝1分と勝率が非常に高い(94.4%)。そこも勝敗を大きく左右するだろう。
[ 文:前島 芳雄 ]


