試合は長野がペースを握る時間が長かった。前半から多くのチャンスを演じ、65分に近藤 貴司のゴールで先制。しかし直後の67分、松本の野々村 鷹人に同点ゴールを許す。その後は一進一退の攻防が続き、延長戦でも決着がつかずPK戦へ。松本の2人目・田中 想来のPKをGK金 珉浩が止め、長野は5人全員がネットを揺らした。
長野はリーグ戦の主力数人を温存しており、そのメンバーが今節に出場するはずだ。対する松本はベストメンバーに近い陣容で臨んだため、手の内は明かした状態。ハイライン・ハイプレスという信条を貫くのか、はたまた“奇策”に出るのか。1万人を超える観客の来場が予想される中、互いの駆け引き、そしてプライドを懸けた戦いに注目が集まる。
[ 文:田中 紘夢 ]

