沼津は前節、金沢に粘り勝って連敗を『2』で止めた。後半戦は勝星を先行させることができていないが、前半戦の“貯金”もあってプレーオフ圏内を死守している。「自分たちはいま、勝たなければいけない。ここで連勝できるかどうかが一番だと思う」(中野 誠也)。“ラスト5”というタイミングで連勝を飾り、ラストスパートをかけたい。
そのカギを握っているのは、チームに勢いをもたらしている“新顔”たちだ。今季から沼津に加わったグスタボ マルティニリッシは、フル出場した明治安田J3第30節・YS横浜戦と前節の2試合で無失点に貢献。さらに今夏加入の中野 誠也が前節で初先発を飾り、「データも良いし、動けている感覚はある」と状態も右肩上がり。また、ここまで出場機会が限られていた佐藤 尚輝は、第31節・八戸戦での今季初先発から3試合続けてスタメンの座を手にすると、前節で劇的な決勝点を挙げて勝利の立役者に。彼らがチームをさらに勢いづかせるピースとなれるか。
対する長野は9戦勝ちなしと苦しんでいるが、過去8勝4分3敗と勝ち越している沼津との一戦でこの流れを断ち切りたい。
期待したいのはエースの浮田 健誠。9戦無得点とチームと同様に苦しんでいるが、前回対戦でハットトリックを決めた相手から再びゴールを奪い、復活の狼煙を上げられるか。
[ 文:森 亮太 ]