編成面では、主力のほとんどが残留。若手たちがキャンプを通して頭角を現しているのに加え、橋本 陸、住田 将など経験豊富な選手も多く加入。すべてのポジションで激しいスタメン争いが予想される。中でも注目は、フィリピン・フットボールリーグMVP受賞歴を持つ堀越 大蔵と昨季のJ3で11得点を挙げた和田 育。チームは得点力アップが求められているだけに、2人の活躍が優勝へのカギとなるだろう。
永井 建成が湘南に完全移籍したことにより絶対的守護神を失ったが、古賀 貴大、菅原 大道、平吹 楽と3人のGKを獲得。昨季から在籍する山本 透衣を加えた4人による守護神争いも見どころの1つとなりそうだ。
一方、昨季のJ3で8位だった岐阜は、昨季途中まで鹿児島を率いた大島 康明監督を招聘。選手が躍動する攻撃的なサッカーで昇格を狙う。昨季終盤に輝きを放った西谷 亮の育成型期限付き移籍期間延長に加え、ボール保持に欠かせない野澤 陸の期限付き移籍期間延長にも成功しており、新戦力も実力者揃い。J3得点王およびベストイレブンに輝いた藤岡 浩介はチームを離れたが、新加入の佐々木 快やオウイエ ウイリアムがフィットすれば迫力は十分だ。
ともに狙うはJ2昇格。群雄割拠のJ3において、両チームがシーズンを通してどのようなサッカーを見せてくれるか非常に楽しみである。
[ 文:上田 朋美 ]
