堅くブロックを組んできた相手に対し、チャンスの質を上げることができずに時計の針が進んだゲームだった。この敗戦を「チームに与えられた宿題」(今矢 直城監督)と捉え、今週のトレーニングでは、たとえ相手が引いてきても得点を奪い切るための道筋をチームで共有した。
栃木Cは、昨季優勝したJFLでも1つの敗戦から学びながら強くなってきたという経緯がある。「昇格するチームは連敗しない」(吉田 篤志)との思いも胸に、今節は今季無敗のホームで3位・北九州を迎え撃つ。
一方の北九州は前節、ホームに宮崎を迎えて上位対決に挑んだ。先制を許す苦しい展開ながら、90+4分に渡邉 颯太が値千金の同点ゴールを奪って勝点1を奪い取った。途中出場から勝点1をもたらした渡邉 颯太は「自分が2点を取って逆転するという気持ちだった。結果的に1点だったが、最低限の仕事」だと頬を緩ませた。
北九州は5月のリーグ戦4試合を2勝2分の負けなしで乗り切り、今節は2位・栃木Cのホームに乗り込む。両チームの勝点差は『4』。北九州は勝てば自動昇格圏との差を一気に縮められる中、上位直接対決をモノにできるか。
[ 文:鈴木 康浩 ]

