ホームの松本は8勝5分9敗(勝点29)の9位。J2昇格を目指す上では非常に不本意な位置だが、それ以上にショッキングなデータが共有された。
早川 知伸監督らが今季22試合のデータを総合したところ、デュエル回数など複数の指標でリーグ最下位の数値をマークしてしまったという。それらが示すものは“躍動感”の欠如。走れていない、戦えていない、寄せ切れていない――といった定性的な印象が、数値によって裏づけられた格好だ。
当然、それらを共有した上でのトレーニングは、インテンシティーを高める設定。体現できていなかった要素を、もう一度強く意識づけする日々となった。
対する琉球は上り調子で中断期間に入った。一時は最下位に沈んでいたものの、現在は7勝5分10敗(勝点26)で13位まで浮上。第16節に行われた松本との前回対戦は0-3と大敗したものの、以降の6試合は4勝1分1敗と好成績を残している。夏の移籍期間で加入した浅川 隼人にとっては、思い入れのある古巣戦でもあり、戦い慣れたサンプロ アルウィンで躍動せんと狙っているだろう。
[ 文:大枝 令 ]
