ホームの松本は9勝6分10敗の勝点33で10位。前節はFC大阪に1-3と完敗した。J2復帰という目標からは遠のいているものの、上位争いの混戦ぶりに助けられて首の皮1枚でつながっている。
課題は攻守のゴール前、いわゆる“キワ”の部分。ボールを動かしてクロスを入れても、ネットを揺らせない。おおむね秩序を保って守れていても、1回のミスでゴールを割られてしまう。こうした弱さが勝点獲得の伸び悩みに影を落としており、今節は随所にのぞく甘さを排して臨めるかがカギとなる。
対する琉球も苦境に立たされている。8勝4分13敗の勝点28で18位に位置しており、現在は3試合勝ちなし。降格圏が直下に迫る。セットプレーも含めて失点に歯止めがかかっておらず、総失点はリーグ最多タイの『42』。看板のアグレッシブな攻撃は出しつつも、要所を締めなければ失点は避けられない。
両者によるリーグ戦での過去の戦績は琉球の5戦全勝と極端な結果になっている。松本が初白星を挙げるのか、琉球が今回も力を発揮するのか。互いにとって、望みをつなぐために勝利が至上命令となる。
[ 文:大枝 令 ]
