相模原は、前節・金沢戦を1-0で勝利。過去の公式戦10試合で未勝利だった因縁の相手から勝点3をもぎ取り、J2昇格プレーオフ進出に望みをつないだ。
振り返れば第32節・松本戦から、4試合連続クリーンシートを記録。8月以降、主に守備陣にケガ人を抱える中で、加藤 大育、山内 琳太郎、綿引 康の3CBは日に日に安定感を増し、天皇杯を勝ち上がってきたときのような“良い守備から、良い攻撃”の流れを取り戻しつつある。前々節・沼津戦でのスコアレスドローが痛手となったのは間違いないが、残る“大逆転”への可能性を信じ、今節も勝利を目指す。
対する琉球は前節・沼津戦、立ち上がりから持ち前のアグレッシブな守備とパスワークで主導権を握り、6分に先制する。しかし、徐々に攻撃が単調になって同点に追いつかれると、後半は相手の圧力を思うように押し返すことができず。終了間際の打ち合いの末、2-3で敗北。ホームで辛酸をなめた。
すでにJFL降格の可能性も、J2昇格の可能性もない立場。その中で見せたいのは、“怖いものなし”のチャレンジャー精神だ。「残り3試合、失うものはないので、思い切ってチャレンジしていきたい」という藤春 廣輝の言葉を、チームとして体現することができるか。
[ 文:青木 ひかる ]
