第34節12/1(土)開催
残留争いも、最終節の大きな注目となる。すでに18位の長崎と17位の柏の自動降格が決定。焦点はプレーオフに回る16位争いに絞られている。
可能性があるのは16位の名古屋(勝点40)、15位の鳥栖(勝点40)、14位の湘南(勝点40)、13位の磐田(勝点41)、12位の横浜FM(勝点41)の5チーム。わずか勝点1差のなかにひしめき合う大混戦となっている。
もっとも最終節は勝点で並ぶ名古屋と湘南の直接対決が行われるため、すでに勝点でひとつ上回っている横浜FMと磐田の2チームは比較的優位な状況にある。直接対決でどちらかが勝てば、敗れたチームは勝点40に留まるからだ。ただし、引き分けに終わると勝点で並ばれる可能性がある。得失点差で優位に立つ横浜FMは大敗さえしなければ残留を確定できるが、得失点差でマイナスの状況にある磐田は、最終節に敗れるとまさかの結末が待ち受けるかもしれない。
名古屋vs湘南の一戦が最注目マッチとなるが、そのほかの試合も見逃せない。鳥栖はアウェイでACL出場を狙う鹿島と対戦。磐田はアウェイで王者川崎Fに挑む。そして横浜FMはホームにC大阪を迎える。いずれも難敵とのカードが組まれているが、残留をかけた激しい戦いが繰り広げられることは間違いない。例年以上に熾烈となったサバイバルレースを抜け出すのは果たしてどのチームか。最後まで見逃せない戦いが続く。
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注目の選手
鋭い仕掛けと強烈なフィニッシュを備えるレフティ。今夏に松本から加入すると、すぐさまレギュラーに定着し、ジョーとともに後半戦の巻き返しの立役者となった。ここ5試合ゴールから見放されているが、最終節で再びその左足が火を噴くか。
注目の選手
今季、浦和から加わったベテランアタッカー。その高い経験値をチームに還元し、ルヴァンカップ優勝に大きく貢献した。苦しい時にこそ力を発揮する頼れる存在は、前節、古巣相手にゴールを決めている。2戦連発を成し遂げ、残留に導けるか。
CHECK POINT!!名古屋は湘南に対して…4試合連続勝ちなし(0勝1分3敗 2015 明治安田J1 2nd/1~)
- リーグ戦の前回対戦 3月11日 第3節 △ 0-0
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J1リーグ戦の
過去の対戦成績 14勝2分9敗
※ ホームチームから見た成績となります。
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注目の選手
闘争心むき出しにしたプレースタイルで、前線で身体を張るとともに、相手のチャージにひるむことなくゴールに向かう。今夏に鹿島から加入。結果を出せない時期も続いたが、終盤にきて調子を上げており、前節は1得点・1アシストの活躍を見せた。
CHECK POINT!!鳥栖は鹿島に対して…アウェイ試合3連敗中(2015 明治安田J1 1st/4~)
- リーグ戦の前回対戦 3月18日 第4節 ●0-1
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J1リーグ戦の
過去の対戦成績 5勝2分6敗
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注目の選手
J1リーグ歴代最多得点記録を持つリーグ史に残るストライカー。今夏に川崎Fから加入したものの、わずか2得点と本来の力を発揮できていない。それでもゴール前での動きと闘争心に衰えは見られず、古巣相手の最終節で大仕事を成し遂げたい。
- リーグ戦の前回対戦 2月25日 第1節 ● 0-3
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J1リーグ戦の
過去の対戦成績 9勝4分12敗
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注目の選手
ポジショングと決定力に長けた点取り屋。攻撃スタイルを標ぼうするチームの仕上げ役として最前線に君臨する。9月に負傷し全治8週間の診断を受けるも、早期復帰し、大事な終盤戦に間に合った。2試合連続ゴール中と、その勢いは増している。
CHECK POINT!!横浜FMはC大阪に対して…9試合連続勝ちなし(0勝5分4敗 2012 J1/17~)
- リーグ戦の前回対戦 2月25日 第1節 △ 1-1
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J1リーグ戦の
過去の対戦成績 16勝9分12敗