札幌は前節、4月16日にFC東京と対戦し、スコアレスドローで終えた。結果こそ両チームともに無得点だったものの、立ち上がりから互いがタイトなプレッシャーを掛け、ショートカウンターから得点をうかがう好ゲームだった。札幌としてはホームで勝点1にとどまったが、手ごたえのある戦いができたと言っていい。
そして先週は日程変更により20日に京都と、23日に柏とJリーグYBCルヴァンカップを戦う過密日程に。京都戦はガブリエル シャビエル、中島 大嘉がそれぞれ2得点を挙げ、4-1で快勝。柏に対しては1-0でリードした後半アディショナルタイムに2点を奪われ、痛恨の逆転負けを喫してしまった。
一方、湘南の前節は4月17日にG大阪と対戦して、1-0で勝利。立ち上がりからG大阪の攻撃的スタイルと互角にやり合いながら、後半はより圧力を高めて、相手を押し込む時間帯も作った。しかし、ゴールは生まれずそのままタイムアップかと思われた90分、山本 脩斗が長い距離を持ち運び、サイドに展開すると、石原 広教のクロスにそのまま山本が飛び込んで頭でゲット。劇的な決勝ゴールで勝点3をつかみ取った。
湘南は23日にルヴァンカップDグループ第5節・福岡戦に臨み、1-2で敗れた。22分に山田 直輝のゴールで先制したものの、後半に相手のパワーのある攻撃を受けて2失点を喫し、逆転をされてタイムアップの笛を聞いた。
さて、そんな両チームの対戦となるが、ポイントの1つとなるのは気持ちの切り替えの部分だろう。どちらも直近の公式戦では逆転負けを喫してしまい、特に札幌は後半アディショナルタイムの2失点である。そのダメージをいかに引きずらずにリーグ戦へ切り替えていくか。どちらもリーグ前節はポジティブな試合ができていただけに、しっかりと切り替えができればまた良い流れを得られるはずだ。
どちらもアグレッシブに前へ足を動かすことが戦い方のベースとなるチーム。威勢の良い熱いバトルで観衆を楽しませてほしい。試合は13時キックオフだ。
[ 文:斉藤 宏則 ]

