試合当日は安田女子大(造形デザイン学科)の協力によって平和展示ブースが出展され、広島市立広島商業高の協力によって平和展示ブースも出展される。そして、選手をはじめとした“サンフレッチェファミリー”とJリーグ、WEリーグの関係者が平和への思いを込めた折り鶴も展示される。“サンフレッチェファミリー”が一丸となって戦う姿を見せていきたい一戦だ。
チームは17日の前節・京都戦で9連戦を戦い終えたあと、オフを挟んで練習を再開している。EAFF E-1 サッカー選手権に臨む日本代表に選ばれた6選手がチームを離れたほか、ミヒャエル スキッベ監督を含めたスタッフ・選手が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けて離脱した。しかし、チームに動揺が走っているわけではない。
ミヒャエル スキッベ監督から「『任せる』とだけ言われています」と言う迫井 信也ヘッドコーチは、「今までもずっと同じスタイルでやってきて、われわれも試合にどう向かっていくかを見てきたし、選手もどうやっていくか分かっている。選手もオフがあって、またすごく良い表情で練習をしているので、代表の選手が戻ってきてパワーアップして、監督も戻ってきてパワーアップしていけると思います。FC東京戦からの連戦は今季の本当の山場だと思うので、乗り越えていきたいと思います」と話した。
今節の見どころは、やはり代表選手たちになる。特に初めて日本代表の選手としてプレーした野津田 岳人、荒木 隼人、満田 誠は大きな刺激を受けてチームに戻ってくるはずだ。彼らには大きな期待を寄せたい。
前節・磐田戦を2-0で勝って7位につけるFC東京は、夏の新戦力が加わって広島に乗り込んでくる。山形から木村 誠二が期限付き移籍から復帰し、川崎Fから塚川 孝輝を完全移籍で獲得。ルイス フェリッピがスポルティングCPから期限付き移籍で加入したFC東京が、どのようなパワーを発揮していくかが見どころになる。
明治安田J1第4節の前回対戦は2-1でFC東京が勝利した。広島は開幕から3試合引き分けが続いていた中で、FC東京に今季初黒星を喫して苦しいスタートとなったが、あれから4カ月半が経ってチームは著しく成長を遂げてきた。
ミヒャエル スキッベ監督の下で魅力的なサッカーを展開しているチームを支えるため、今節はエディオンスタジアム広島に多くの観客が来場する見込み。塩谷 司は「たくさんの人が来てくれる中で、どれだけ見ていて楽しいと思うサッカーができるかはすごく大事なことだと思う。良いプレーをしないといけないというプレッシャーも感じつつ、良い準備をしていきたいと思います」と意気込んでいる。
[ 文:寺田 弘幸 ]