明治安田J1第33節・札幌戦では、試合前にスタジアム場外スロープ下(サンチェひろば) にて、優勝カップ、決勝当日に使用した『賞金¥150,000,000』ボード、『WINNERS』看板などが展示される。ホーム最終戦は、7年ぶりのタイトルを、初めてのカップ戦のタイトルを“サンフレッチェファミリー”で分かち合う1日となる。
広島は節目の試合を勝利で終え、リーグ戦で3位を確保したいところだ。ここまで勝点54を積み重ねてきた広島は、今節で勝点3を積み上げれば、自力で3位を確定させることができる。ミヒャエル スキッベ監督も「3位は非常に重要な意味を持っています。ACLの可能性を残せることからも非常に重要ですし、まだ少し頑張らないと確実ではないので、頑張っていきたいと思います」と話している。
チーム状態は上々だ。ドイツ国籍指揮官は「優勝ができて少し安心した部分もありますし、同時にすごく良い集中したサッカーができています。本当に良いトレーニングができているので、良い試合ができると思っています」と話しており、今節もアグレッシブに攻守を展開する準備がしっかりとできている。
エディオンスタジアム広島に乗り込む札幌は、引き分け以上の結果で残留を確定させることができる。第19節から5試合勝利できず、残留争いに巻き込まれた時期もあったが、5年目の指揮を執るペトロヴィッチ監督の下で難局に立ち向かい、第28節・C大阪戦で劇的な逆転勝利を収め、第31節・川崎F戦も4-3で激闘を制した。
12日に行われた直近の第27節・浦和戦は終了間際に追いつかれたものの、ペトロヴィッチ監督が「今日の札幌は素晴らしい戦いを見せたと思います。立ち上がりから浦和にプレッシャーを掛けて、走る、戦う、コンビネーション、ゲームを作るなどを含めて、相手を押し込む戦いができたと思います」と評価するパフォーマンスを見せた。今節も自分たちの戦いをやり切っていくだろう。
29日15時にキックオフする今節は、お互いが相手に激しくプレッシャーを掛けていく好ゲームになること必至。各ポジションでマッチアップする選手によるタイトなバトルが予想される中、経験値の高い指揮官がどこに勝負のポイントを見いだしていくのか。最後まで目の離せない試合になることは間違いなさそうだ。
[ 文:寺田 弘幸 ]