2月7日、J1百年構想リーグWESTグループ地域リーグラウンド第1節、ヤンマースタジアム長居ではC大阪とG大阪が激突する“大阪ダービー”が行われる。昨季も開幕戦でぶつかった両雄。パナソニック スタジアム 吹田で行われた一戦は、アウェイに乗り込んだC大阪が5-2で勝利。衝撃的なスコアとともに、アーサー パパス監督の初陣を見事に飾った。C大阪とすれば、狙うはその再現。昨季浸透した“アタッキングフットボール”を披露し、攻撃的なサッカーでホームに集うサポーターに勝利を届けたい。
昨季開幕戦のリベンジに燃えるG大阪は今季からドイツ国籍のイェンス ヴィッシング新監督を迎え、より縦への速さを打ち出したサッカーを志向している。その初陣となる今節は、昨季のC大阪がそうであったように、新指揮官の“所信表明”ともなる一戦だ。鋭いプレスでC大阪のビルドアップを封じ込め、どう猛な攻撃でゴールに迫りたい。
ヤンマーで行われる“大阪ダービー”という舞台装置も今回の一戦を盛り上げる大きな要素。同スタジアムでの“大阪ダービー”は2021シーズンのJ1第12節以来だが、この試合は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が大阪府に発令されていた期間内ということで、無観客で行われた。その試合で先制点を決めた中島 元彦は、「今度こそ満員の、声援ありのヤンマースタジアム長居でゴールを決めたい」と燃えている。前売りチケットの売れ行きも良く、4万人近い大観衆で埋まることが想定されている今回の“大阪ダービー”で主役の座を射止める選手は誰か。“ファーストゴール”にも注目だ。
J1における“大阪ダービー”は過去に50回開催されており、G大阪の25勝7分18敗。ただし、直近10試合に限ると、C大阪が7勝1分2敗とG大阪を圧倒。年号が令和に変わった2019年以降は9勝2分3敗と大きく勝ち越しており、“大阪の覇権”はC大阪が握っている。今回の一戦はJ1の通算成績には加算されないが、ホームのC大阪としてはJ1百年構想リーグでも近年の流れを継続し、“大阪=セレッソ”を高らかに宣言したい。
J1百年構想リーグの地域リーグラウンドは全18試合。約4カ月の短期決戦となるだけに、スタートダッシュを決めたチームが優位になることは間違いない。ライバルから勝点3を奪い、その後の戦いへ勢いをつけるのは果たしてどちらの“OSAKA”か――。
[ 文:小田 尚史 ]