ホームの京都は9試合を終えて勝点14で、現在5位。前節はG大阪と対戦して0-2で敗れた。開始早々に与えたPKはGK太田 岳志が止めたが、その後も劣勢が続いて最終ラインでのボール処理のミスから先制点を与えると、後半には追加点を許してしまう。攻めても、雨が降りしきって滑りやすいピッチの中で攻撃を組み立てることに苦労し、枠内シュートはゼロに終わる完敗だった。
試合後、曺 貴裁監督は「ここ最近は見ないようなボールの失い方、競り合いの弱さ、弱気になってしまい(サポートに)顔を出さないようなプレーがチラホラ見られました。後半に少し取り戻したとしても、そんなに甘くはない試合だったと思います」と厳しい評価を下している。
アウェイの岡山は9試合を終えて勝点11で、現在8位。前節は神戸と対戦して1-4で敗れた。クロスをゴール前でクリアし切れず、開始早々にオウンゴールで先制を許すと、前半終了間際には最終ラインでのボール処理のミスから追加点を与えてしまう。後半に入り、白井 康介のクロスを木村 太哉が頭で合わせて1点差とするが、直後にPKを与えて点差を広げられると、後半終了間際にも失点を喫してホームで悔しい敗戦となった。
試合後、木山 隆之監督は「完敗かなと思います。なかなか勝てる要素を見つけるのが難しい試合になってしまいました」と話している。
両チームとも、まずは前節の敗戦からどのようにチームを立て直すのかが焦点となる。京都は「今後につなげていかなければ意味がない。まして岡山には前回対戦で敗れている。スイッチを入れ直して、取り組んでいきたい」(曺 貴裁監督)、岡山も「引きずってもしょうがないので、自分たちの力をしっかりまた見つめ直して、やるべきこととトライすることをしっかり整理して続ける必要がある」(木山 隆之監督)と今節での挽回を誓う。
昨季の対戦成績は1勝1敗。ともにホームチームが勝利している。そして今季の前回対戦も、ホームの岡山が松本 昌也のゴールで勝利している。
京都としては昨季5-0と大勝したホームゲームの再現を狙いたいところだ。その試合で猛威を振るったラファエル エリアスは負傷離脱中だが、代わって前線をけん引するマルコ トゥーリオらが攻撃力を発揮して、先制点を狙いにいく。守備では、前節で機能しなかったプレスを改善することが求められる。
岡山としては、昨季の大敗から得た教訓により勝利した、今季の前回対戦の再現を狙う。強固な3バックを中心とした堅守で相手の攻めを封じつつ、攻撃陣の一振りに期待したいところだ。
試合は16時キックオフ。先着10,000名にコラボレジャーシートのプレゼントも用意されている。天気予報は9日15時時点で20℃を超える晴れとなっており、サッカー観戦に適した天候下での熱戦が期待できそうだ。
[ 文:雨堤 俊祐 ]

