前節、2位の福岡と3位の長崎がともに引き分けたことで、勝った徳島は優勝そしてJ1昇格に大きく近づいた。仮に今節も2位と勝点差が開くことになれば、残り5試合で5ポイント差以上開くことになるため、いよいよカウントダウンに入る。
前節は、どちらのチームもきっ抗した前半を戦いながら、わずかなきっかけで後半に大きく動いたゲームだった。
徳島は町田と対戦し前半は互いにシュート3本ずつだったが、前半終了間際の相手選手の退場をきっかけに一気に攻勢をかけた。54分に岸本 武流のヘディングシュートで試合を動かすと、その4分後に追加点を奪いほぼ試合を決めている。リカルド ロドリゲス監督も「1点目を取れたことが大きかった。相手が前に来ないといけない状況を作ることができたことで、2、3点目を取れた」と先制点の大きさに言及。今節も先制点を奪えばかなり有利に試合を展開するだろう。
金沢も前節・山形戦の前半は悪くなかった。失点は喫したがむしろチャンスは金沢のほうが多かった。しかし後半早々に安易な失点を喫したことで苦しくなった。何より、それ以降の失点を含め、すべてが“安い失点”。優勝を争う徳島相手にそのような失点を喫していては、勝機など皆無に等しい。
[ 文:村田 亘 ]