攻撃的スタイルという点で共通する2チームだが、昨季から変化する部分も出てきそうだ。北九州は登録30選手のうち14人が新戦力と、大幅な入れ替えがある状況だが、昨季と同じハイプレスと、ポゼッションとカウンターのバランスの良い調合を維持しながら、「守備も攻撃のための手段という認識を強く持って、ボールがあるときもないときも、常に攻撃的に戦う」(小林監督)と超攻撃的スタイルへの進化を目指す。
一方の新潟・アルベルト監督は、昨季チームに浸透した攻撃的スタイルの追求をより進めるために、守備も含めた部分でよりディテールにこだわった準備を始動直後から取り組んだ様子。両チームを表現するときに使う攻撃的スタイルというワードに変化はないが、ピッチで表現される攻守になんらかの変化が生じるはずで、その変化の詳細を徐々に理解していくのが両チームのサポーターにとって今季の楽しみの1つになりそうだ。
小林監督はこの一戦の見どころとして「ともにハイプレスで高い位置でボールを奪いたい、それに対してどうやってボールを回していくのか。そのやり合いになるのではないか」という点を挙げた。開幕戦勝利という大きなエネルギーを得て攻撃的な進化を加速させるのは、どちらのチームになるのか。
[ 文:島田 徹 ]


