アルベルト監督体制2年目の新潟は前節、アウェイで北九州と対戦し、4-1で快勝を収めた。29分に千葉 和彦の得点で幸先よく先制。10年ぶりに新潟へ帰ってきたムードメーカーが早速盛り上げた。1-1で迎えた後半立ち上がりは相手に押し込まれ、ミスからピンチを招く時間が続いたものの、そこをしのぐと相手の背後に起点を作り、右サイドからたたみかけた。2点目は鈴木 孝司、3点目は藤原 奏哉のクロスによるオウンゴールと新戦力が活躍。ダメ押しの4点目はエースの本間 至恩が決めて、敵地から勝点3を持ち帰った。
吉田 孝行監督の初陣となった長崎は前節、ホームで金沢に2-1で勝利。CKから毎熊 晟矢が押し込んで先制すると、カイオ セザールが追加点を挙げて2-0で折り返したが、後半は1点を返した相手の勢いに押され、最後はフレイレを投入してCB3枚で守備を固めて逃げ切った。
ともに課題が見えたのは自陣に押し込まれたときにどう押し返していくか。ボールを握りたいチーム同士、どちらが主導権を持って攻撃をたたみかけられるかが重要になってくるだろう。
その上でも、中盤での攻防がカギを握る。長崎と初の古巣対決を迎えるボランチの島田 譲は「相手のボランチはJ1級の選手。いろんなことにおいてレベルが高い選手なのでそこがキーになる」とかつてのチームメートである秋野 央樹とカイオ セザールを警戒する。前節はかつて新潟で主将を務めた加藤 大も途中出場しており、“凱旋プレー”も見どころとなりそうだ。
ほかにも千葉が10年ぶりに新潟の選手としてビッグスワンでプレーすること、阿部 航斗のビッグスワンデビューなど、新潟サポーターにとっては楽しみなトピックが満載。ホームでも白星スタートを切りたい。
[ 文:野本 桂子 ]

