前節、アウェイで大宮との一戦に臨んだ長崎だったが、前半に2失点。後半にもさらに2失点を喫すると得点を奪えずに零封負け。今季最多の4失点を喫するとともに、初の連敗となってしまった。まだシーズンは始まったばかりとはいえ、順位はJ3降格圏内の19位まで下がることになってしまった。昨季はJ1昇格まであと一歩の3位。今季はJ2優勝での昇格を目標としているチームにとっては、まさかのつまずきとなってしまった。3試合ぶりとなるホームで立て直しを図り、開幕戦以来の勝利をつかみたいところだ。
一方の甲府は前節、ホームで町田と対戦。開始早々に先制を許すと、その後は町田の守備を崩すことができずにこちらも零封負け。第2節から続いていた連勝は『3』でストップし、今季初黒星となってしまった。前節の敗戦を払しょくするための一戦となるが、長崎とのアウェイ戦は過去、リーグ戦と天皇杯で3試合を戦っているが、1分2敗と勝利がない。イヤなデータを振り払う強いメンタリティーがチームには求められる。
昨季の両者の対戦は長崎から見て1分1敗。長崎にとって苦々しい記憶が残るのはホームでの引き分けだろう。昨季、第41節で顔を合わせた両者。長崎は先制しながら追いつかれて引き分けに終わり、昇格の可能性が消滅した。長崎は当時の悔しさをエネルギーに変え、現状の悪い流れを打破したい。
前節、敗戦を喫した両者。勝利という良薬をつかみ取るのはどちらか。
[ 文:杉山 文宣 ]