首位をキープしている磐田は前節・山口戦で連勝が『8』で止まったものの、12試合無敗を続けている。ドロー決着となった前節は先制されたものの、二度のビハインドを追いつく意地を見せた。各チームとの対戦が1巡した段階で磐田は首位に立ち、追う立場から追われる立場に変化した中で迎えた初戦を勝ち切ることはできなかったものの、劣勢で負けなかったことは今後につながるポジティブな要素だ。
ただ、今節を落としてしまえば前節の意味合いも変わってくる。「相手は連勝もしているし、難しい相手になる。まずはやられないこと、守備で我慢するところをしっかりとやりたい」と大井 健太郎。連勝の要因になった守備の堅さを取り戻し、山形の攻撃を封じられるか。
対する山形は5連勝中と絶好調。序盤戦はJ1昇格候補と期待されながら思うような成績を残せなかったが、ピーター クラモフスキー監督が就任し8勝1分とV字回復。現在リーグで最も勢いに乗っているチームと言ってもいい。
また、磐田が最後に負けているのが山形との前回対戦。アウェイで0-1と逃げ切られた。古巣対決を心待ちにしている鈴木 雄斗は、「前回の試合をいまでもけっこう覚えている。細かいパスを回してきて縦に速いサッカーをしてきてすごく手こずった印象がある」と振り返る。特に3戦連発中の山田 康太をしっかりと封じたい。互いにチーム状況は良好。それだけにお互いのサッカーの質が問われる一戦になりそうだ。
[ 文:森 亮太 ]
