今節は8位・山形対2位・京都、4位・町田対7位・長崎の上位直接対決がある。いずれか、もしくは両方が確実に勝点を落とすだけに、甲府は勝って“3位グループ”から抜け出す下地を作ることが大事になる。
一方、大宮は22位・相模原対15位・山口、19位・金沢対21位・松本が気になるところだが、勝てていないから下位にいるわけで、勝てば勝つだけ順位が上がる。残留を自力でつかめる点は、他力に頼りながら勝つしかない甲府とは違う。ただ、甲府のベンチには大宮で監督経験がある伊藤 彰監督、渋谷 洋樹ヘッドコーチが、ピッチには大宮のアカデミー育ちの新井 涼平、浦上 仁騎、山田 陸、長谷川 元希がおり、感謝の気持ちと、何人かは、表には出さないが悔しさの両方を持って挑む。
甲府は佐久間 悟代表取締役社長をはじめ、多くの元大宮(NTT関東)人材の力を加えて、予算規模が小さいながらも昇格争いに加わっている。この関係性から順位に関係がないモチベーションが生まれるが、昇格のために勝つしかない甲府はすべての要素を加えて大宮に挑む。
[ 文:マツオ ジュン ]
