前節、甲府は新潟との上位対決に敗れて、順位は6位に降下。昇格圏との勝点差が『12』に広がり、もうあとがない状況だ。一方の山形は前節、愛媛に4-0で勝利したものの、昇格圏とは14ポイント差と同じくあとがない。今節はお互いに3位グループのライバルに勝って、昇格争いに希望をつなげたい一戦になる。
今節は長崎対京都、町田対磐田があり、昇格圏の2チームが3位グループと対戦する。京都、磐田からすればここで勝って突き放したいし、3位グループのチームにとっては昇格圏との差を自らの力で縮めるチャンス。甲府と山形は後者に期待しつつも、自分たちが勝たないと何も変化は起こらない。山形は上位グループとの対戦が今節と第40節・町田戦のみで、ここから連勝を伸ばしたいところ。J2残留争いのモチベーションがあるため、中位だけでなく下位に勝つことも簡単ではないが、今節で白星を飾って京都と磐田の結果を待ちたい。
甲府は3連勝で迎えた新潟戦に0-1で敗れてショックを受けた。しかし、荒木 翔は「(明治安田J2第28節で)京都に勝つ前の町田戦を0-3で敗れたからこそ、京都戦は高いテンションで入れた。今週も同じようにテンションを上げていかないと、山形に勝てないと思う」と話す。ミラクル昇格を信じて、本気で挑めるかの勝負になるのではないだろうか。
[ 文:マツオ ジュン ]
