磐田の前節・栃木戦は、今季最も高いボール支配率を記録しながら、最後まで勝ち越すことができずにドロー決着。連勝は『3』で止まったものの、リーグ再開から11戦無敗と安定した戦いぶりで昇格に近づいている。
リーグ前半戦は先制されたゲームの勝敗が1勝1分4敗だったが、後半戦は4勝3分1敗と大きく改善。「チームとして去年よりも勝負強くなっていると思う」と小川 大貴は成長を実感している。ただ、ここ2戦は先制されるゲームが続いており、改善したいポイントだ。自分たちが優位にゲームを進めていくためには、やはり先制点がカギを握る。今節こそはイヤな流れを止めて先制点を奪えるか。より盤石な戦いにつなげていくためには乗り越えたいポイントだ。
対する愛媛は前節・琉球戦で、ベテランの山瀬 功治が22年連続ゴールを決めて、2試合ぶりに勝利を収めた。順位は最下位を脱出し、残留に向けてこの勢いを続けていきたい。今節も粘り強い守備が求められることになる。リーグ最多得点の磐田に対して、しぶとく耐えて数少ないチャンスを仕留めたいところ。琉球戦でもその粘りで勝機を見いだしているだけに、良いイメージを持って今節に臨んでくるだろう。リーグ戦では3分4敗と一度も勝利したことがない磐田から金星を奪えば、J2残留の追い風とできるに違いない。
[ 文:森 亮太 ]