栃木は前節で金沢戦に臨み、約半年ぶりに先発した小野寺 健也の決勝ゴールで7試合ぶりの勝利を挙げた。今節は大島 康樹が累積警告により出場停止だが、前節で出場停止だった西谷 優希が戻り、また前節の久しぶりの勝利によって前向きな姿勢で試合に入れそう。
北九州は前節の千葉戦において、前々節・山口戦で手にした10試合ぶりとなる勝利の勢いをつなげることができず、0-2で敗戦。気持ちを切り替え、今季ホーム最終戦に集うだろう多くのサポーターの力を借りてアグレッシブに戦い、勝利をつかみたい。
スタイルが異なる両チームが、それぞれのストロングポイントをいかに消し、自らの武器を効果的に使えるかが見どころ。栃木は北九州のビルドアップをうまく引っかけてのボール奪取とショートカウンター、また押し込んだ形から得意のセットプレーで得点を奪えるか。北九州はロングボールをはね返し、そのセカンドボールを拾うことで栃木のプレーリズムを狂わせた上で、ボールをしっかり保持してゴールへの道筋を丁寧に探れるか。
前回対戦は明治安田J2第12節で、矢野 貴章のゴールで栃木が先制するが、北九州は59分に髙橋 大悟の見事なFKで追いつく。そして後半アディショナルタイム、栃木県出身の富山 貴光がアクロバティックな勝ち越しゴールを決めて、北九州が劇的な勝利を収めている。今回はどんなドラマが待っているのか。
[ 文:島田 徹 ]


