新潟は開幕から2分。前々節は仙台と対戦し、0-0で引き分け。前節・大宮戦は0-2のビハインドから2点を返したが、相手GKの好セーブもあって勝ち切れず。「シュートは入って初めてナイスシュート」と勝負にこだわる松橋 力蔵監督からすると、まだまだ手ごたえを感じるとは言い切れない結果となった。
エース・本間 至恩の復活は好材料だ。前節は高木 善朗のチーム今季初ゴールとイッペイ シノヅカの同点弾をアシスト。1点目は得意のドリブル突破からのラストパス、2点目は「相手DFが飛べないタイミングで上げた」というクロスでお膳立てした。本間は昨季終盤の9試合をケガで離脱。今節出場すると、約5カ月ぶりにデンカビッグスワンスタジアムのピッチに立つことになる。「かなり久しぶり。たくさんの方が応援してくれることを楽しみにしています」と出番を待つ。また1日には伊藤 涼太郎が入籍を発表。前節は決定的な枠内シュートを放つ場面もあった伊藤が加入後初得点で祝砲となるか。
対する山口は開幕から1勝1分。前節はホームで秋田と対戦。序盤こそ縦に速い攻撃に苦しめられたものの、後半はボールを保持して流れを引き寄せた。山瀬 功治のJリーグ23年連続ゴールで先制すると、関西大卒ルーキー・沼田 駿也がプロ初得点を奪い、ホームで今季初勝利を飾った。今節は連勝を果たし、さらに勢いに乗りたいところだ。
ともに[4-3-3]の布陣で、ボールを保持して試合を支配したいチーム。新潟は前節・大宮戦でハイプレスを回避できず失点を招いたが、山口も積極的に守備に来る傾向にある。「前節の教訓を生かしたい」(千葉 和彦)と引き締め、守備は修正を図って臨めるだろう。
新潟は今季初勝利、山口は今季初の連勝を懸け、ボールと主導権を奪い合う攻防に注目だ。
[ 文:野本 桂子 ]

