ホームの大宮は苦しい状況が続いている。前節・徳島戦は0-2のスコア以上に乏しいゲーム内容で敗戦。ついに最下位に転落し、結果にも内容にも明るい兆しが見えてこないのが現実だ。決して、やりたいことがまったくやれていないわけではないが、ボールをつなぐことに固執し過ぎてしまう傾向が強く、90分の中で「勝つために」の部分が薄れてしまっていることは否めない。勝てていない焦りや不安から臨機応変さを欠いてしまうことは仕方ないことでもあるが、勝たないと変わらない部分も大きい。頭はクールに心は熱く戦いたい。
霜田 正浩監督は現状を受け、よりドラスティックな姿勢で選手たちと向き合っていくと明言。「チームのために何をしないといけないかは選手たちに伝えないといけない。厳しくするところはより厳しくするし、メンバー選考に関しても今までになくドラスティックにやろうと思う」と“変化”を起こすことを示唆した。
この試合はホーム2連戦の2試合目であり、今季初の3連戦の初戦。今季初勝利を飾り、ここまでのイヤな雰囲気を払しょくしたい。
対する岡山は悲願のJ1昇格に向けてまずまずのスタートを切った。前々節で町田に敗れ無敗は止まったが、前節は横浜FCと引き分けて連敗は阻止。ホームで勝ちたかったのが本音だろうが、開幕から4連勝中だった首位チームから勝点1を奪ったことは評価できる。
ここから上位陣に食い込み、昇格圏に位置するためには最下位の大宮相手に取りこぼしは許されない。エースのミッチェル デュークがオーストラリア代表に招集され不在であることは痛手だが、一丸となって乗り越えたい。
[ 文:須賀 大輔 ]

