水戸は前節、ホームで熊本相手に2-0の快勝。アグレッシブなスタンスを出し切って、果敢に熊本ゴールに襲いかかった。前半こそGKの好セーブに阻まれてゴールを奪うことはできなかったものの、後半に入っても攻め手を緩めることなく、62分に途中出場の椿 直起が鋭いドリブル突破から強烈なシュートを決めて先制。74分にはインターセプトから持ち上がった黒石 貴哉の送ったスルーパスを木下 康介が合わせて追加点を挙げた。最後まで集中を切らさず、熊本の攻撃をはね返した水戸が今季初のクリーンシートで、今季初のホーム勝利と今季初の連勝を手にした。
一方の栃木は前節、ホームで千葉と対戦。開始早々に谷内田 哲平の技ありシュートで先制するも、終盤にゴールを割られて追いつかれてしまう。しかし、終了間際のロングスローからカルロス グティエレスが押し込んで、劇的な形で5試合ぶりの勝利を飾ってみせた。
ともに前節で良い流れを作って、勢いに乗って今節に挑むこととなる。
細かくパスをつなぎながら攻撃を組み立てる水戸と、ロングボールを主体とする栃木。スタイルの異なるチーム同士の対戦だけに、どちらの土俵に持ち込むことができるか。その駆け引きの攻防が勝負のポイントとなるだろう。ダービーを制して、上位浮上へはずみをつけるのはどちらのチームか。
[ 文:佐藤 拓也 ]