前節、山口は仙台と対戦。序盤に先制を許したあとに相手が退場者を出し、残り約65分間を数的有利で進めたが、後半に追加点を奪われ、反撃は1点のみに終わった。仙台との力の差を突きつけられたが、これを成長の糧にしようとチームは前を向いている。
一方の東京Vは熊本と対戦。前半に森田 晃樹のゴールで幸先よく先制したものの、後半途中で逆転を許す。その後、佐藤 凌我のゴールで追いついたが、最終盤に決勝点を奪われ、ホームで勝点を積み上げられずに終わった。
この前節の敗戦を乗り越えようとする気持ちのぶつかり合いが、この試合の見どころになりそうだ。
名塚 善寛監督は「自分たちの立ち位置を確認するには本当に良かったが、これをプラスのほうに変えられるかどうかは次の試合に懸かっている」と話し、堀 孝史監督は「こういう試合をしたあとが大事。しっかり選手と向き合って、次のゲームに向かいたい」と試合後に話した。
山口は、前節で今季初得点を挙げた岸田 和人が東京Vにめっぽう強く、7試合で5得点を挙げている。東京Vでは、梶川 諒太(11試合で3得点)、小池 純輝(9試合で2得点)が山口との相性が良さそうだ。彼らが面目躍如の活躍ができるかどうかにも注目したい。
古巣戦となる高木 大輔は「小池選手は1点取るとすごくノッてくる人なので、そこはすごく警戒しないといけない。東京Vには常に感謝の気持ちはあるが、維新の地でしっかりと勝ちたい」と話している。
[ 文:田辺 久豊 ]


