新潟は3戦負けなしで、谷口 海斗が3試合連続ゴール中。谷口はここ6試合で6得点と好調で、小川 航基(横浜FC)の10得点に次いで得点ランク2位につけている。前節・岡山戦の先制ゴールは、本間 至恩からのクロスに合わせたヘディングで決めたもの。ゴールのニアサイドを強襲する豪快なシュートは、足でも頭でも、谷口の得意とするところだ。
ただ、前節は豪州代表FWのミッチェル デュークに同点弾を決められ、その後は岡山の堅守を崩せなかった。堀米 悠斗は「フィジカル的なパワーがある相手に対して、耐え切れないシーンがある。そうなる前に自分たちが2点、3点取って、試合を終わらせることが大事」と先手必勝をもくろむ。ボランチの島田 譲は「味方とコンパクトにつながり続けることが、強い個に対応していくには必要」とコメント。チーム最多の4得点を挙げているクリスティアーノや、エジガル ジュニオ、カイオ セザールといった強力な個を擁する長崎に対し、守備の修正を図る。
長崎は4戦負けなし。前節は秋田から先制点を奪って無失点に抑え、今季初の連勝。守備では3試合完封を続けている。堅守を軸に、前線のタレントを起点に繰り出すカウンターは強烈だ。またここ2試合は、ビルドアップの形を変更。最終ラインは二見 宏志を中心に江川 湧清、奥井 諒の3枚で組み立て、左サイドの加藤 聖と米田 隼也が攻撃に厚みと迫力を加え、ともに得点も挙げている。果たして新潟相手には、どのような形で臨んでくるか。
いずれにしても新潟はしっかりと攻め切り、奪われてもコンパクトな守備で対応したい。この試合に出場するとJリーグ通算300試合出場達成となる高木 善朗は、相手のライン間でチャンスメークできるキーマンだ。
今季負けなしのホームで、新潟は長崎を突き放せるか。
[ 文:野本 桂子 ]

