前節、アウェイで仙台と対戦した琉球は、3バックにしたことで課題としていた相手のサイド攻撃を受ける回数を減らすことができた。しかし、これまで敷いていた4バックと立ち位置が変わったことでパスのズレが目立ち、なかなか重心を前に置くことができずにここ2試合ノーゴールが続いている。そして、自陣でのパスミスを見逃さなかった仙台につけ入るスキを与える形で2失点しており、連係面の課題が明確となった。中3日で臨む金沢戦に向けて、タフなスケジュールではあるがしっかり修正して挑みたいところ。「自分が後ろでカバーすること以上に、もっと前に出て相手を背負いながら攻撃に関わる姿を見せたい」と、武沢 一翔は力強く前を向いてゴールを目指す。
そうはさせないと、虎視眈々と2連勝を狙う金沢。20日に行われた前節の大分戦は、ボールを支配される展開の中で2トップの杉浦 恭平と林 誠道が1点ずつ奪って揃い踏み。その後 1点差とされるも途中出場の平松 昇が突き放し、3-1で熱戦を制した。マンツーマンでタイトな守備を見せ、カウンターでシュートチャンスを生み出す積極性は金沢が徹底しているところ。蒸し暑い日が続いている沖縄で迎える今節だが、中6日で戦えるメリットを生かして勝点を奪い切りたい。
昨季は琉球が2戦2勝している。そのリベンジに燃えているであろう金沢に対し、今季ホーム戦で未勝利という状況を脱してサポーターに勝利のプレゼントを 届けたい琉球。意地のぶつかり合いがタピック県総ひやごんスタジアムで繰り広げられる。
[ 文:仲本 兼進 ]
