山形は4月最初の明治安田J2第8節・岡山戦を0-1で敗れたが、競技規則の明らかな適用ミスが認められ、7月以降の再試合が決まっている。その後の4試合は負けなしを続け、3勝1分。一時は19位に沈んだ順位を一気に上げてきた。前節はアウェイで徳島と対戦し、小西 雄大が古巣相手に挙げた先制点を最後まで守り切った。2-0で勝利した前々節・大宮戦から今季初の連勝を収め、いずれもクリーンシート。アディショナルタイムを含め、ゲーム終盤の失点で勝点を失っていた頃から着実に進歩してきたことがうかがえる。
長崎はここ6試合で4勝1分け1敗。そのうち4試合でクリーンシートと守備の安定が光る。前節・水戸戦は1-0の勝利。水戸の強度の高いプレスに苦しみながらも、安定した守備を背景に焦れずにプレーし続けることができるのが現在の強みだ。その中でエジガル ジュニオが2試合連続ゴール中。いずれもアシストを記録したクリスティアーノとともに“ここぞ”の質の高さを発揮している。
昨季の対戦はどちらも連戦中に行われ、山形ホームでは1-3、長崎ホームでは5-1と長崎が快勝している。今節も中3日。堅調ながら攻撃力もあるチーム同士が相手をどう崩していくのか。見ごたえのある一戦になりそうだ。
[ 文:佐藤 円 ]
