山口は前節、ホームで栃木と対戦した。アウェイ2連戦を連敗して迎えた試合だったが、後半に橋本 健人の今季初ゴールで先制しながらも90+2分に追いつかれた。しかし、最後まであきらめずに攻撃を続け、90+6分に高木 大輔がゴール。劇的なドラマを見せて2-1で勝利し、連敗を止めた。
名塚 善寛監督は「追加時間に追いつかれても最後まで足を止めないでゴールを奪いにいく姿勢があの結果になった。日常のトレーニングからしっかりとやれているからこそのゴールだと思う」と話す。勢いがつきそうな勝利をしたあとだけに、今節で今季初の連勝を達成して一気に上昇気流に乗りたいところだ。
一方の町田は前節、ホームで徳島と対戦して0-2で敗れた。町田はここまでの3連戦で未勝利どころか、6試合勝利から遠ざかっている状況にある。まだ連敗はしていないが、スタートダッシュで到達した2位から少しずつ順位を下げており、苦しい状況だ。前節後、ランコ ポポヴィッチ監督は「自分たちのサッカーをやり続けることで必ず結果が出ると信じている。継続してやっていれば運も味方してくれる日がくると信じている」と話した。
現在のチーム状況に違いがある両者だが、山口は中3日でホーム連戦、町田は中2日でアウェイ戦。この試合を迎える条件も若干異なるが、最後は気持ちの勝負になるだろう。
両者は2016年にそろってJ2に昇格し、そこから12回対戦して引き分けが一度もなく、山口が5勝、町田が7勝している。負けられない気持ちが激しくぶつかる熱戦になることは間違いない。
[ 文:田辺 久豊 ]


