前節の山形戦で0-4と惨敗を喫した琉球。その3日後となる8日、成績不振を理由に喜名 哲裕監督の解任を発表した。昨季途中に樋口 靖洋監督のあとを継いだ喜名監督は今季、球際の強度と即時奪回を求めてチームを強化し、J1参入プレーオフ経由J1行きを目標に掲げてリーグ戦に挑んでいたが、ここまで3勝6分11敗と勝点を積み上げることができていなかった。後任人事は進めているとし、新監督が決定するまでは倉貫 一毅ヘッドコーチが暫定監督として指揮を執る。倉貫暫定監督は「戦う集団にならなければならない」と強調。一人ひとりが発揮する闘争心を統一させてチームとして戦うことがいま必要である。切実に欲する勝利。それは選手だけでなく、サポーターも同じ。勝点3を手にすべく目をギラつかせて戦う姿が見たい。
対する長崎は前節、栃木と対戦。シーソーゲームの展開となった中、途中出場のクリスティアーノが自陣からドリブルで持ち運んで決勝ゴールを奪い、3-2で劇的勝利を収めた。リーグ屈指の選手層を誇り、個の力は随一といっても過言ではない。ただ今季は2連勝が一度きりで、好不調の波もあり10位という成績。この順位は当然物足りなさがある。J1昇格という確固たる目標につなげるべく、一意専心の気持ちで目の前の試合に臨みたい。
組織で勝つ姿を見せたい両者の対決は、タピック県総ひやごんスタジアムで繰り広げられる。
[ 文:仲本 兼進 ]
