両者のリーグ戦通算対戦成績は、群馬が4勝2分13敗と大きく負け越している。直近3試合を見ても群馬が甲府の強さに圧倒されている。昨季の明治安田J2第20節でのアウェイ戦は2-6、第29節のホーム戦は0-3と大敗。今季の第14節では0-1の敗戦を喫している。群馬は天敵といえる甲府から勝点3の奪取を狙うことになる。
群馬は11試合勝ちなしかつ6連敗中で迎えた前節、山形を1-0で下し、12試合ぶりに勝点3を手にした。複数の選手に新型コロナウイルス感染症の陽性判定が出る厳しい状況ながらも、強固な守備ブロックで山形に応戦。セットプレーから小島 雅也が蹴り込んだ得点を、一丸となった守備で守り抜いた。
第10節まで堅守速攻で勝点を積み上げていたチームにとっては、原点回帰の勝利とも言えた。甲府戦も陽性判定者が追加発生している中でのスクランブルとなるが、守備ブロックをベースにした戦いで勝点3の獲得を目指す。7月26日にはFWの鈴木 国友を期限付き移籍で獲得しており、早ければ今節にも群馬デビューの可能性がある。
対する甲府はここまで8勝10分9敗。J1復帰がクラブタスクとなっている中、15位に甘んじている。前節・千葉戦はチーム内で選手複数名が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受け、Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインに定める濃厚接触疑い者の特定を行った結果、エントリー可能な人数が、規定の13名以上を充足できないことが明らかとなり、中止となった。今節はその影響を受ける中で臨むこととなる。
ともにコロナ禍に見舞われて難しい状態だが、ピッチに立てば結果が求められる。どんな状況でも選手たちはサポーターに勝利を届けるために戦い抜く。
[ 文:伊藤 寿学 ]
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