「試合を重ねるごとに自信もついてきて、良いプレーを出せるようになってきているかなと思います」(佐野)。3試合連続でフル出場している佐野は、チーム戦術においても重要度の高い選手になっている。新潟戦は後半にシステムを[4-2-3-1]から[3-5-2]へ変更したことが勝因の1つになったが、システム変更を可能性にしているのが、多くのポジションでプレーできる背番号22の存在だ。
佐野は新潟戦の前半をトップ下でプレーし、後半からは左ウイングバックに回った。プロになるまではボランチでプレーすることが多かったにもかかわらず、「左ウイングバックはトップ下と違って前向きでボールを持てるし、守備でも前に行ける。自分でもチャレンジできるポジションだなと思います」と適応力を示した。新潟戦の後半開始早々にはミッチェル デュークの得点もアシストしており、今節も佐野のパフォーマンスには注目が集まる。
シティライトスタジアムに乗り込んでくる千葉も若いアタッカーに注目だ。明治安田J2第26節・栃木戦に0-1で敗れ、前々節・横浜FC戦には0-4で敗戦した。2試合無得点が続いた中、前節の甲府戦は中止となったが、今節はどのように前線を構成して得点を奪いにいくか。その中でも、20歳の櫻川 ソロモンと19歳のブワニカ 啓太がカギを握ることになる。千葉はリカルド ロペスを完全移籍で獲得して、前線はさらに迫力が増しているが、櫻川とブワニカの得点力がアップすれば、そのままチームも上昇していくはず。今節も若いアタッカーの2人には注目していきたい。
[ 文:寺田 弘幸 ]
