千葉は前節、敵地で群馬と対戦。開始早々に風間 宏矢の加入後初ゴールで先制すると、その後2得点を決め、3-0と完勝を収めた。4試合ぶりの複数得点かつ9試合ぶりの完封と結果を出せた意義は大きく、尹 晶煥監督は「試合全体として非常に高い集中力を示してくれたと思うし、攻守においてバランスが良かった。とても良い勝ち方ができたと思う」と胸を張った。
ただ、「チームとしてすべてが良かったという勝ち方ではない」と風間が振り返ったように、苦しい展開が続いたのも事実。全員がハードワークしてゴールを死守したものの、自陣に押し込まれる時間は長く、相手のミスに助けられる部分も多かった。今節は受けに回る時間を減らし、主導権を掌握する時間を増やしたい。
対する町田は前節、ホームで大分と対戦。「選手の人数が足りていない現状」(ランコ ポポヴィッチ監督)で3バックでの戦いを余儀なくされたが、後半立ち上がりに平戸 太貴がPKを沈めて先制に成功。しかし、その後守勢に回る時間が続き、後半アディショナルタイムに痛恨の失点を喫した。土壇場で勝点2を逃した格好となり、平戸は「勝てる試合だったと思うし、リードしている状況でもう1点を取れなかったことが悔やまれる」と話す。今節は試合運びに一層気をつけたい。
J1参入プレーオフ圏内の6位・熊本との勝点差は、千葉は『6』で町田は『4』。勝てばグッとプレーオフ進出争いに近づく一方、負ければライバルとの差が開いてしまう。両チームにとって負けられない重要な一戦だ。
[ 文:藤井 匠 ]
