新潟は今節・琉球戦からのホーム5試合を、収容人数を50%に抑えた上で『声出し応援適用試合』とした。すでに今節の声出し応援エリアのチケットは完売。約3,500人のサポーターの声援が響き渡る予定だ。
新潟のホームでは、2019年11月24日の明治安田J2第42節・長崎戦以来の声出し応援となる。2位の新潟は第17節以降、自動昇格圏内をキープ。連敗は一度もなく、得点数と失点数の少なさはともにリーグ2位と安定している。松橋 力蔵監督の下、ボールをつなぎながら攻め上がり、チャンスで鋭く背後を突くスタイルを貫いている。
得点者を見ると、鈴木 孝司がチーム最多の8得点。次いで高木 善朗、谷口 海斗、伊藤 涼太郎が7得点で並んでいる。状況に応じて、どこからでも攻められるのが強みだ。
注目は7日で27歳の誕生日を迎えた谷口。昨季13得点を決めたストライカーは、7月上旬から1カ月半離脱していたこともあり、14試合ゴールから遠ざかっている。ホームに声援が戻り、盛り上がりを増すこの試合でゴールを決め、チームをさらに勢いづけたい。
対する琉球は現在最下位。ただ、ナチョ フェルナンデス監督就任以降は3勝5分4敗と勝点を積み上げている。191cmの長身FWサダム スレイをターゲットにした攻撃は武器であり、大本 祐槻のクロスとの相性もいい。
元新潟の大本との対峙が予想される藤原 奏哉は「ウチの失点パターンとしてクロスからが多いので、まず上げさせないところを徹底しないといけない。大本くんの特徴は分かっているが、前回対戦でシュートも打たれているので注意したい」と意識する。
また、チーム最多7得点を挙げており、前回対戦で新潟から先制点を奪った草野 侑己が前節から戦線復帰したのはプラス要素だ。
琉球にとっては、浮上へのはずみになる重要な一戦。新潟の大声援を静まり返らせることが、モチベーションとなるだろう。
[ 文:野本 桂子 ]

