試合の見どころとしては、新たな選手を加えた両者がどのような布陣で、どのような戦い方を見せるかにまず注目したい。
山口は名塚 善寛監督が今季も指揮を執り、攻守において自分たちから仕掛けるアグレッシブなスタイルを変えずに戦う。新たに矢島 慎也や田中 稔也、沼田 圭悟などJ2で実績のある選手が加入したほか、前線に生きのいい若手が多く加わった。名塚監督は「前線は誰が出ても面白い。自分も期待しているし、ワクワクしている」と話しており、バリエーション豊かな攻撃を見せてくれるはずだ。
大宮も相馬 直樹監督が留任。昨季終盤に見せた、手堅い守備からボールを奪いシンプルにゴールへと迫るスタイルがベースになりそうだ。そこに甲府で天皇杯優勝を経験したDFの浦上 仁騎や、柏からFWアンジェロッティが加わり、どのような化学変化が生まれるのか、楽しみは尽きない。
注目選手は、山口に新加入した矢島だ。昨季は大宮に所属しており、開幕戦がいきなりの古巣対戦となった。岡山に所属していた2016年には、開幕戦で山口相手にゴールを決めるなど、これまで開幕戦で3点を決めており、山口としては心強い。「チームの目標を達成するために開幕戦を勝つことは絶対大事だ」と話す矢島のプレーからも目が離せない。
[ 文:田辺 久豊 ]


